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国土交通省「建設分野におけるフィジカルAI 戦略」に向けて

建設分野のフィジカル AI ── 当会がいま出せる準備

国が目指す現場の姿はこうです。

「少人数で安全かつ高品質に施工・維持管理・災害対応等を持続的に実現する現場」

出所:国土交通省「建設分野におけるフィジカルAI 戦略(中間とりまとめ)-参考資料-」(令和8年9月)参考資料-2 https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/002020335.pdf

この頁は、その言葉の一つひとつに、当会がいま手元に持っている物を並べたものです。国の言葉は「」で原文のまま、当会の物は画と一緒に置きました。まだ無い物は、はっきり「決めた」か「したい」と書いています。

作成:AI社員(名前は人格の設定です。文章も図も AI が作りました)。内容の責任:代表 齊藤学一。作成日 2026年10月25日(最後の直し 2026年10月26日)。

在るいま実物(画・図面・動く物・地図)が、この頁で見られる物。または、測って確かめた事実
手元に在る当会の手元に在りますが、この頁には載せていない物
決めた決めた日を添えます。実物はこれからの物
したい願望です。まだ実物はありません。

1中小の現場でも手に取れる、無料のソフトで

戦略の共通基盤の節にある句です。

国の言葉「こうした共通基盤は、中小企業を含む多様な主体が広く活用できるオープンな環境として整備することが重要」(建設機械・シミュレーター等の開発の共通基盤について述べた句です) 出所:同上 参考資料-4https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/002020335.pdf
当会の物在る節2・3・5・7 の3次元と図面は無料のソフト2本で、節4 の土工の量と図は当会の計算の道具で出しました。SolidCraft(Apache-2.0/MIT)と FreeCAD(LGPL)です。どちらも使用料はかかりません。操作は当会の AI 社員が行いました。図面の枠・寸法・通り芯・字は、当会の小さな道具で足しています。
国は、開発の共通基盤をオープンにと述べています。当会は、設計と地図の道具の側で、同じ考えを取りました。

使っている2つのソフト ── SolidCraft と FreeCAD

知らない方が多いので、成り立ちと、使う権利を書きます。調べて開いたのは 2026年10月25日です。

SolidCraft(ソリッドクラフト)

2026年に公開が始まった、できて間もない3次元の設計ソフトです。作り手は GitHub 上の bherbruck と Tangency Labs で、作り手の国は、公開の頁には見つかりませんでした。形を計算する芯は、truck という部品を土台にしています。v0.22.0(2026年10月)の時点で、作っているのは日本の会社、株式会社RICOS(東京)です。同梱の NOTICE に、その著作権の表示があります。「Copyright (c) RICOS Co. Ltd.」 ライセンスは MIT か Apache-2.0 のどちらかを選べます。「MIT OR Apache-2.0, at your option.」 AI から操作する口(MCP)を内蔵し、人が画面で使う命令を、AI も同じ形で使えます。作り手自身が、簡単な部品なら使える段階だと書いています。「Early but usable for simple parts」

https://github.com/tangency-labs/solidcrafthttps://github.com/ricosjp/truckhttps://www.ricos.co.jp/company/

FreeCAD(フリーキャド)

2001年1月に Jürgen Riegel 氏が作り始め、2002年3月に OpenCascade の計画の中で FreeCAD の名で登録し、2002年10月に最初の版が公開されました。20年以上続いています。2021年11月には、管理者と中心の開発者が国際非営利団体 FPA(本拠はベルギー)を作り、いまはここが支えています。「to support and protect the FreeCAD project」 1.0 は 2024年11月に出て、2026年10月25日の最新の安定版は 1.1.4 です。新しい番号 26.3 の試験版も出ています。ライセンスは LGPL(2.1 以降)です。公式の説明は、使い道を限っていません。「being private, commercial or institutional」

https://fpa.freecad.org/https://github.com/FreeCAD/FreeCADhttps://github.com/FreeCAD/FreeCAD-documentation

2つを並べると

SolidCraftFreeCAD
無料か無料(使用料はかかりません)無料(使用料はかかりません)
仕事に使えるか使えます。MIT の本文に「without restriction」とあり、Apache-2.0 の許諾の句(perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free)にも、使い道を限る定めは見当たりません使えます。個人でも、会社でも、役所でも
自分で変えてよいかよいよい
配ってよいか(配る時の決まり)よい。Apache-2.0 を選ぶなら、配る時は、ライセンスの写し・元の表示・NOTICE を付け、変えた所を示すことが条件です。MIT を選ぶなら著作権の表示と許可の文を付けますよい。配る時は、ライセンスの写しと著作権の表示を付け、元の文(ソースコード)を受け取れるようにします。変えた本体も同じです
保証無保証無保証

「使う権利」の持ち方

ソフトの著作権は、作り手のままです。当会が持てるのは、ライセンスの範囲で、使う・変える・配る権利です。FreeCAD で作ったファイルは、FreeCAD のライセンスに縛られません(公式の説明)。お渡しの条件は、下の「決めた」のとおりです(地理院の物から作った物は、出典を書くことが条件です)。FreeCAD の公式の説明は、FreeCAD で作ったファイルについてこう書いています。「The models and other files produced with FreeCAD are not subject to any license stated above, nor bound to any kind of restriction or ownership.」 FreeCAD の外から使う拡張で、FreeCAD のコードを含まないものは、ライセンスを選べるとも書いています。「then you can choose any license you want」 法律の最終の判断ではありません。

https://github.com/FreeCAD/FreeCAD-documentation

研究会の正会員の方へ

決めた(2026年10月25日)当会が作る部材・道具・手順を、研究会の正会員の方に、当面は無料でお使いいただけるようにします。

したい正会員のご案内は、追ってお出ししたいと考えています。お問い合わせはこちら(下の連絡先)へお寄せください。

これから

SolidCraft は、始まって間もなく、版が速く出ています。作り手は ROADMAP を公開しています。2次元の図面・解析・CAM などは、後回しと書かれています。FreeCAD は、26.3 の公開に向けて作業が進んでいます。それ以外の公式の予定表は、見つかっていません。

2機械が自分で動くための「位置」

公募要領が挙げる要素技術:位置推定

国の言葉「センシング、認識、位置推定、通信、制御、データ基盤、シミュレーション等の要素技術も対象とする」 出所:建設分野のフィジカルAI コンソーシアム 公募要領(令和8年10月9日)(※4)https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/002026411.pdf
当会の物
  • 在る国の基準点を探す地図(建設の現場の近くの点を表示)。https://cimken.com/genba/chizu/
  • 在る丸型の GNSS 受信機の設計(筐体と中の部品。下の画)。
  • 在る国の四等三角点2点(白水原・原尾)の上で、2社のネットワーク型 RTK で続けて測り、国の値との水平の差は 2.0〜5.2cm でした(2026年10月18〜19日・実測)。携帯の通信がある所での値です。高さは、アンテナの寸法がまだ決まっていないため比べていません。
国の言葉山間部・離島などの現場について、「通信環境に依存しない作業の実現」が求められるとしています。 出所:同上の戦略 参考資料-4https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/002020335.pdf
当会の物
  • したい携帯の通信が無い所でも使える自前の基準局を持つこと。通信が届きにくい離島が対象です。
丸型の GNSS 受信機の設計を斜めから見た3次元の画
丸型の GNSS 受信機の設計。筐体は3D プリンターで刷る形(3MF)でも書き出してあります(当会の手元に在る・頁には載せていません)。(SolidCraft)
筐体を半分に切り、基板などの部品を箱形で簡略に見せた3次元の画
同じ設計の中の部品。殻を半分に切り、基板などの部品(箱形で簡略に示しました)を見せています(SolidCraft)。

33次元の現場を、同じ座標で一つに

i-Construction 2.0 の考え方に沿った見本です。

国の言葉「3次元モデルと2次元図面の連動を担保し」、そして「国家座標に準拠したデータの活用も推進していく」。 出所:国土交通省「i-Construction 2.0」(令和6年4月)https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/001738240.pdf
当会の物
  • 在る航空写真を、地形の面に貼って3次元で回せます。国土地理院の標高(5 m 格子・約1.5万点)の面に、同じ地理院の空中写真を貼りました。縦は1倍で、強調していません(西之表 600 m 四方・公共座標 第II系)。下の3次元の枠の最初のボタン「地形に写真を貼る」です。
  • 在る国土交通省の3D都市モデル PLATEAU の建物(高さ入り)759棟を、同じように地理院の標高と空中写真の上に立てられます(南さつま市の中心部・約500 m 四方・下の3次元の枠の2つ目のボタン)。高さは PLATEAU の「measuredHeight」の値で、値の無い173棟は PLATEAU が決めた一律3 m で立てています。足元は地理院の標高に合わせました。種子島は PLATEAU が整備されていないため、鹿児島県で整備されている南さつま市で作りました。
  • 在る国土地理院の標高・建物の外形の上に、家を1棟置いた3次元の画(部材は写っていません)。
  • 在る土木の標準部材4型の3次元と寸法の入った図面。寸法20個は、当会の寸法の表と全部一致しました。
  • 在る100 m の逆T型擁壁の試し(標準設計の型とは別)。形の操作(穴あけ・角の丸め)の試しで、水抜き穴の配置ではありません。
  • 手元に在る同じ100 m の逆T型擁壁(標準設計の型とは別の試し)を、穴49か所ごと IFC4 の形式で書き出しました(壁1枚と開口の部品49)。IFC を読み戻した体積 198.80 m³ と元の形の 198.79 m³ の差は +0.005% でした[実測]。
国土地理院の標高で作った地形と建物の外形の上に、木造2階建てを置いた3次元の画
国土地理院の標高で作った地形と、建物の外形(高さは仮の 6 m)の上に、木造2階建てを置きました(SolidCraft)。置いた位置は例で、その敷地の計画ではありません。
出典:地理院タイル(標高タイル(基盤地図情報数値標高モデル))を加工して作成。国土地理院のベクトルタイル(実験的に提供されている物)を加工して作成。
西之表の市街地 600 m 四方。国土地理院の空中写真が、起伏のある地形の面に貼られ、斜め上から見た3次元の画。道や建物が地形に沿って見える
地理院の標高の面に、同じ地理院の空中写真を貼った3次元(西之表 600 m 四方・縦は1倍・上の3次元の枠で撮った画)。出典:地理院タイル(全国最新写真(シームレス)・標高タイル(基盤地図情報数値標高モデル))を加工して作成。
100 m の逆T型擁壁の全体の3次元の画
100 m の逆T型擁壁の全体(SolidCraft)。
擁壁の壁に寄った画。穴と上端の角の丸めが見える
壁へ寄った画。穴(直径 100 mm・2 m間隔で49か所)と、上端の角の丸め(半径 50 mm)が見えます。形の操作の試しで、水抜き穴の配置ではありません。

標準部材4型の寸法図面(FreeCAD)

L型擁壁の正面(断面)と上からの寸法図面
L型擁壁(標準部材)
自由勾配側溝の寸法図面
自由勾配側溝 FU-B300-C400(壁厚・底厚は標準図に無く、仮に設定)
ボックスカルバートの寸法図面
ボックスカルバート
集水桝の寸法図面
集水桝

(図面と節4 の図は、押すと原寸の画が新しい窓で開きます)寸法の出所:国土交通省 北陸地方整備局『標準設計』令和5年4月。表の値のうち、標準図の原文は10、計算は3、規定から選んだ値2、仮に設定2、切り出し長3です。

4機械施工(土工)── 設計の面から、機械へ渡すデータまで

重点分野(1)機械施工。土を動かす前に、答えを先に出す見本です。

国の言葉「AIが施工計画の立案補助と建設機械の段階的な自律操作を担う」 出所:戦略 参考資料-5https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/002020335.pdf

当会の計算は AI 社員が回しました。建設機械の自律操作は行っていません。

当会の物在る地形の例で、土工と田畑の均平の見本を2つ置きました。土を動かす前に測って、削る量・盛る量・運ぶ向きを先に出し、機械へ渡すデータの形(LandXML・CSV)への書き出しも試しました(書き出したデータは手元に在り、頁には載せていません)。したい実際の工事の現場で、ドローンで測った値に置き換えること。
場所は伏せています。地形の例として使い、その土地の工事の計画ではありません。A の現況の高さは地理院の標高(5 m 画素)から計算した値で、ドローンで測った値ではありません。B の現況は架空の地形です。仕上げの面(勾配 1% と 0.2%)は当会が置いた設計の例です。出来形の色の図は試しの値です。
  1. 先に測るドローンや地理院の標高(5 m)で、いまの地面を3次元で知る
  2. 答えを先に出す仕上げる面(勾配)を決め、削る所・盛る所と量(m³)を出す
  3. 大きく動かすどこからどこへ運ぶかを決め、ブルドーザーで大きな土を先に動かす
  4. 仕上げる機械へ渡す高さの格子を作り、機械や変換ソフトが読める見込みの形(LandXML・CSV)で書き出す〔建機での読み込みは未試験〕
  5. 確かめる仕上がった面を測り直し、設計の面と比べる(出来形)

A 土工の例(100 m × 60 m)

今の地面は北へ平均で約 5.7% 下ります。仕上げの面は、北へ 1% 下る平面の例です。赤が削る所、青が盛る所です。

土工の例の平面図。現況の地形の陰影の上に、削る所を赤、盛る所を青で重ね、削る所から盛る所へ運ぶ向きを矢印で示した図
平面図。赤=削る、青=盛る、矢印=削る所の重心から盛る所の重心への向き(目安。運搬路の設計ではありません)。下敷きは現況の地形の陰影です。
土工の例の断面図。現在の地面と仕上げの面の間を、削る所と盛る所に塗り分けた図
断面(1本)。縦は強調して描いています(倍率は図の題に書きました)。

B 田畑の均平の例(65 m × 35 m)

B は当会が式で作った架空の地形で、考え方の見本です(実在の田畑ではありません)。今の地面の傾きは平均で約 1.1%。排水のため北西へ 0.2% 下る面にそろえる例です。

田畑の均平の例の平面図。削る所を赤、盛る所を青で重ねた図
平面図。赤=削る、青=盛る。
田畑の均平の例の断面図
断面(1本)。縦は強調しています。

量(m³)

三角網で積分した値です。単位は m³、案の面での値です。量は 10 m³ 単位に丸めた目安です(B の差し引きだけは小さいので、小数1桁まで書きました)。差し引き=削る−盛る。点の和との差は、1 m 間隔の点の和との差(削る/盛る)です。[A は地理院の標高から計算した値・B は架空の地形から計算した値]

削る盛る差し引き点の和との差
A 土工約2,350約2,260約+90+0.19%
+0.25%
B 田畑(架空)約140約150約−2.9+0.26%
+0.27%

A の元の標高は 5 m 画素です(B は架空で標高の出典はありません)。量は 10 m³ 単位の目安です(B の差し引きだけは小数1桁)。

2つの計算(1 m 間隔の点の和と、三角網の積分)の差は、最大でも 0.27% でした。差し引きは小さい量どうしの引き算なので、割合ではなく量で見ています。格子を 5 m にすると B は差が 1.46% に開いたので、機械へ渡す格子は 2 m にしました。

土工と田畑の削る量・盛る量・差し引きと、2つの計算の差を並べた表の画
上の表に、釣り合う面の行を足した画(小数の桁まで)。頁の表は 10 m³ 単位の目安です。
使い分けの読み方Aは削る・盛るが約 2,300 m³ あるので、先にブルドーザーで大きく動かす量です。Bは約 140〜150 m³ で、仕上げの機械だけで足りる量と考えられます[推定]。同じ流れで、田畑の均平(GNSS のレベラーで仕上げる前の土の動かし方)にも使えます。

現場で何が減るか(国と国の機関が公表した数)

公の数どれも国と国の機関が公表した数で、当会の見本を使った時の数ではありません。
ICT 土工を実施した企業への調べ(36件の平均)で、起工測量から完成検査までの作業時間について「平均23.4%の削減効果を確認」。ICT 施工は調査表の実績で平均52.8日、従来の手法は平均土量に対する標準日当たり施工量から出した68.9日です(同じ現場を2通りで測った数ではありません)。工程別では(従来→ICT)、起工測量 7.5日→5.4日、測量計算 5.9日→5.5日、施工 49.8日→38.9日、出来形計測 4.0日→1.9日、完成検査 1.7日→1.1日。出所:国土交通省 北陸地方整備局「ICT活用工事の概要」(講習会資料・資料のファイル名の日付は平成29年5月)スライド7https://www.hrr.mlit.go.jp/gijyutu/jyouhouka/12-kengaku/H29.5.23-25koshukai_gaiyou.pdf
ICT 施工は、2022 年度時点で、ICT 施工を実施できる直轄の土木工事の87%で行われています。その作業時間について「2015 年度と比較して、平均 約21%の作業時間の短縮効果を確認している」。出所:国土交通省「i-Construction 2.0」(令和6年4月)https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/001738240.pdf
田畑の均平では、1 ha 規模の現地試験(岐阜県海津市)で、GPS レベラーはレーザーレベラーに比べて「計測作業時間を64%、整地作業時間を32%削減できることを明らかにした」。出所:農研機構「高精度GPS測位を活用した圃場整備技術」表1https://www.naro.go.jp/narc/suiden_pro/files/kanto01.pdf
当会の物当会の見本が当たるのは、この流れのうち、3次元の設計の面を作り、機械へ渡す段です。上の数は国と国の機関が公表した数で、当会の見本を使った時の数ではありません。位置(ネットワーク型 RTK)・標準部材の3次元と図面・人を育てることについては、当会の見本に当たる「減る時間」の公の数を、今回の調べでは見つけられませんでした(プレキャスト工法の数など、前提の違う数は載せていません)。

機械へ渡す形

当会の物手元に在る仕上げの面を LandXML の面(TIN)で、高さの格子(2 m 間隔)を CSV の表で書き出しました。LandXML は読み戻して量が合うことを確かめています。どちらも当会の手元に在る物で、頁には載せていません。
手元に在る土木の3次元設計データ交換標準(J-LandXML)でも、土工の例(A)を書き出しました。国土技術政策総合研究所が監修した標準(案)Ver.1.8(令和8年7月)の書き方で、標準の文書に載ったスキーマ(文書の字から当会が組んだ物)と LandXML 1.2 の公式スキーマの両方で検証が通り、読み戻して点・三角形・土量(削る 2,354.5 m³・盛る 2,260.3 m³)が元と一致しました[実測]。標準の対象は道路・河川で、造成の面に当てたのは当会の判断です。高さの基準を T.P.(東京湾平均海面)と書きましたが、元の標高がどの基準かは確かめていません。事業の段階の欄は「見本」と書き、標準の例の語は使っていません。したい建設機械や GNSS のレベラーに実際に読ませて確かめること(まだ試していません)。

出来形(試しの値)

仕上げた後に測り直した面と、計画の面との差を色で示した平面図。試しの値
仕上げた後の面と計画の面との差の色の図(土工の例)。仕上げ後の面は試しの値で、実際に測った値ではありません。色の帯は見やすさの例で、許容の値は工事の仕様書によります。

3次元で見る

上の3次元の枠(節3 の終わり)で、「土工と均平 A 土工」「土工と均平 B 田畑」を押すと回して見られます。赤=削る所、青=盛る所です。薄い面が仕上げの面です。マウスのホイールで拡大・縮小できます。

土工の例の3次元の画。削る所が赤、盛る所が青、細い白い縁の薄い面が仕上げの面
土工の例の3次元(縦を強調)。赤=削る、青=盛る。上の3次元の枠(節3 の終わり)で、回して見られます。

標高の出典は頁の最後にあります。3次元の枠へ

5シミュレーションと試作

共通の開発基盤:シミュレータ

国の言葉「仮想空間と実現場の間でシミュレーション・データ取得・AI改善が循環するサイクルを構築することが不可欠」 出所:戦略 参考資料-3https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/002020335.pdf
当会の物
  • 手元に在る関節2つの腕を、ロボットの模擬に使う形式(URDF)で書き出しました(当会の手元に在る・頁には載せていません)。
  • 手元に在る機械の殻を、3D プリンター用の形(3MF)に書き出しました(頁には載せていません)。したい実際に刷って確かめること(まだ刷っていません)。
関節2つのロボットの腕の3次元の画
関節2つの腕(SolidCraft)。URDF で書き出してあります(頁には載せていません)。

6現場と AI の間に立つ人を育てる

人材育成

国の言葉「どういった作業に、どういった仕様の技術が必要となるかを見定められる人材」が求められ、その育成では、「中小・専門工事会社においても対応できるよう配慮することが重要」としています。 出所:戦略 参考資料-8https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/002020335.pdf
当会の物在る代表 齊藤学一は、測量士・一級土木施工管理技士で、東京都立職業能力開発センターで講師を約10年務めました。当会は、地域の中小建設会社とつながる研究会です。

7建築も、同じ道具で

建築の BIM 図面審査(2026年4月開始)

コンソーシアムの対象(土木)の外の参考です。

国の言葉「BIM図面審査が開始されました」(R8.4.1) 出所:国土交通省 建築BIM推進会議https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/kenchikuBIMsuishinkaigi.html
当会の物在る木造2階建て(延べ 99.4 m²)の3次元・平面図・断面図・数量。数量は手の計算と合わせ、基礎の体積は別のソフトでも合いました。
当会の物手元に在るこの2階建ての見本を IFC4 の形式で書き出しました。壁・床・屋根・階段・基礎の11部材(IfcWall・IfcSlab・IfcRoof・IfcStair・IfcFooting)で、体積の合計 61.44 m³ が元の形と合いました[実測]。形は三角形の面で表し、窓や戸の開口は壁の形の穴として入れています。
建築の寸法は、当会が置いた設計の値です。構造計算や確認申請の図ではありません。数量は見積の根拠の見本で、そのまま見積には使えません。
木造2階建ての3次元の画。基礎・外壁・窓・屋根が見える
木造2階建て(延べ 99.4 m²)の3次元(SolidCraft)。
1階の平面図。通り芯と寸法入り
1階の平面図(通り芯と寸法入り)。階段14段の位置が見えます。
階段を通る位置で切った断面図
断面図(階段を通る位置で切断)。

8まだできないこと、次に作りたい物

まだできないこと

  1. IFC は、IFC を読む道具(ifcopenshell)で読み戻した体積で確かめました。他の会社の IFC ソフトで開いての確かめは、まだしていません。建築の見本の開口は、開口の部品(IfcOpeningElement)にはなっていません。
  2. J-LandXML は、国の検査の道具・建設機械・CAD で開いての確かめを、まだしていません。
  3. 西之表の地図の建物の外形(地理院の物)は高さが無く、仮に 6 m で立てています。PLATEAU が整備された都市では、高さ入りで立てられます(上の南さつま市の例)。斜面の建物は足の底を平らに作るので、高い側では地面に少し埋まって見えます。
  4. GNSS 受信機とロボットの腕には、国の施策に直接当たる句は見つかっていません。上の句は、要素技術の例として並べました。
  5. 節4 の土工(A)は、地理院の標高(5 m 画素)から計算した例です。田畑(B)は、当会が式で作った架空の地形から計算した例です。どちらもドローンで測った値ではなく、細かい段差・畦・のり面は出ません。土質・土の変化率・締固め・運搬路・のり面は入れていません。出来形の図は試しの値です。
  6. LandXML の面を、建設機械や GNSS のレベラーに読ませることは、まだ試していません。

次に作りたい物

  1. したい土工と田畑の均平を、ドローンで測った値で置き換える。LandXML を建設機械や GNSS のレベラーに読ませて確かめる。
  2. したいIFC を他の会社の IFC ソフトで開いて確かめる。建築の開口を開口の部品にする。
  3. したいJ-LandXML を国の検査の道具と建設機械で読ませて確かめる。
  4. したいPLATEAU の建物(高さ入り)を、現場の図面や部材と同じ座標で重ねる(南さつま市では建物を地形と写真に重ねるところまで在る)。
  5. したい離島の自前の基準局。

お役に立てそうな所があれば、お知らせください。

出典

物出典
標高出典:地理院タイル(標高タイル(基盤地図情報数値標高モデル))を加工して作成。土工の例(A)は、2026年10月25日に取得した標高タイル(5 m 画素)から計算しました。B 田畑は架空の地形で、出典はありません
J-LandXMLLandXML1.2に準じた3次元設計データ交換標準(案)Ver.1.8(略称 J-LandXML)令和8年7月、一般社団法人OCF、監修 国土交通省国土技術政策総合研究所 https://www.mlit.go.jp/tec/content/J-LandXML_schema_v18.pdf
3D都市モデル出典:国土交通省 PLATEAUウェブサイト https://www.mlit.go.jp/plateau/ 「3D都市モデル(Project PLATEAU)南さつま市 建築物モデル(LOD1)」(国土交通省・南さつま市)を加工して作成。足元の高さは国土地理院の標高に合わせて当会が加工しています。
空中写真出典:地理院タイル(全国最新写真(シームレス)・標高タイル(基盤地図情報数値標高モデル))を加工して作成。西之表 600 m 四方の3次元に使いました。
建物の外形出典:国土地理院のベクトルタイル(実験的に提供されている物)を加工して作成
地理院タイルの一覧https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html
標準部材の寸法国土交通省 北陸地方整備局『標準設計』令和5年4月
国の言葉国土交通省「建設分野におけるフィジカルAI 戦略(中間とりまとめ)」・同参考資料・コンソーシアム公募要領・i-Construction 2.0・建築BIM推進会議(上の各所に URL)
ソフトSolidCraft v0.22.0(Apache-2.0・MIT)、FreeCAD 1.1.3(LGPL 2.1 以降)。どちらも無料